日本ハム・清宮 史上3人目の高卒新人デビューから3戦連続安打
「日本ハム-ロッテ」(4日、札幌ドーム)
日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(早実)が「5番・一塁」でフル出場し、3試合連続安打となる中前打を放った。
九回の先頭。ロッテの守護神・内から3-2と追い込まれながら、高めに浮いた変化球を鋭いスイングで捉えた。打球は鮮やかに二遊間を破り、中堅手・荻野のグラブにまで到達。「3点差でしたし、先頭から出たかったので。その気持ちだけでした」。ドラフト制後、高卒新人のデビュー戦から3試合連続安打は99年・赤田(西武)、15年・浅間(日本ハム)に次いで3人目となった。
また、この日は1軍戦で初めて一塁の守備に就いた。中田が左翼に回る中、落ち着いて2度の守備機会をこなした。「今までずっと練習をしてきたので、自信をもってやりました」。栗山監督は、起用の理由について「野球選手は打って、走って、守らないといけないから。チームの中でいろんなことを考えながら、やっていきます」と淡々と説明した。