菊池5戦5勝 「真っすぐはこれまでで一番良かった」 西武本拠地10連勝

 「西武7-3楽天」(28日、メットライフドーム)

 西武が開幕からの本拠地での連勝を「10」に伸ばした。菊池雄星投手は余力を残して6回を71球で交代。「もう少しいけるという思いはあったが、ローテを守ることが大事」。この試合から9連戦が始まり、次回登板が中5日になることを考慮しての措置だった。

 開幕戦に登板した上で5戦5勝をクリアした先発投手は球団で初。最速152キロの真っすぐとスライダーを軸にしたシンプルなスタイルで押し通した。「真っすぐはこれまでの試合の中で一番良かった。スライダーも右打者の(打者の)膝元へきれいに曲がった」。7個の三振は、この2つの球種で奪った。

 次回登板はこの日と同じ5月4日の楽天戦の予定。レギュラーシーズンで13連勝中という“お得意さま”相手の先発に向けて「そのつもりで準備したい」と力を込めた。

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