オコエがポトリ…楽天2度目4連敗で借金10

 「楽天0-1ロッテ」(26日、楽天生命パーク宮城)

 重苦しいムードが、試合を支配した。守りのミスで決勝点を献上し、攻撃ではスクイズが成功せず。最下位に沈む梨田楽天の借金は、両リーグ最速の10を数えた。

 もったいない1点が勝敗を分けた。三回の守備だった。2死一塁、井上の左中間への打球を左翼・島井と中堅・オコエが追ったが、声での連係がうまく取れておらず、譲り合うような形になり2人の間にポトリ。一走・中村が生還し、オコエに失策が記録された。

 「けがしてでも行くくらい突っ込んで行っても良かった」とオコエ。梨田監督は「もともと両方足が速いから捕れるところなんだけどね。声の連係ができていなかったのか、衝突を避け合ったみたいになった。けがしてでも行くくらいの執念が欲しかった」と話した。

 五回には1死三塁の同点のチャンスで、嶋がスクイズを外され、スタートを切っていた三走・今江が三本間でタッチアウト。攻守にわたり、ため息が漏れた。

 開幕ダッシュに成功した昨季とはうって変わり、「去年の今頃と真逆。残念な情けない試合が多い」と指揮官。4月中の借金10は06年に次ぐ速さとなった。

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