鉄人・衣笠祥雄氏が死去 71歳 連続試合記録、国民栄誉賞も

 衣笠祥雄氏
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 元プロ野球広島で、“鉄人”の異名を持つ衣笠祥雄氏が23日に上行結腸がんで亡くなったことが24日、分かった。71歳だった。

 衣笠氏は京都府出身。平安高校(現・龍谷大平安)から1965年に広島に入団。1987年6月13日の中日戦(広島市民)で、当時ルー・ゲーリックが持っていた連続試合出場の世界記録を更新する、2131試合出場を達成。“鉄人”の愛称で親しまれ、引退するまでその記録を2215試合まで伸ばした。2215試合連続出場は歴代日本1位で、世界でも歴代2位の大偉業。

 “ミスター赤ヘル”山本浩二氏とにも1975年の初優勝に貢献するなど主軸として赤ヘル打線をけん引。80年代のカープ黄金期を築き上げた。87年の引退後は、これまでの功績が称えられ背番号「3」は永久欠番とされた。また、同年には王貞治氏に次いでプロ野球選手として2人目となる国民栄誉賞を受賞した。

 通算成績は2677試合、2543安打、504本塁打、1448打点、266盗塁、打率・270

 MVP1度、打点王1度、盗塁王1度、ベストナイン3度、ゴールデングラブ3度。

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