日本高野連などアマ野球関係者が２３日、都内の日本野球機構（ＮＰＢ）を訪れ、２０２０年東京五輪期間中の日程に関して話し合った。

　五輪期間中は、野球のメイン会場・横浜スタジアムなどが使用できないため、高校や大学のアマ野球関係者らがスケジュールを提出して協議した。甲子園で行われる夏の全国高校野球選手権大会は東京五輪と日程が重ならないようにする意向。日本高野連関係者は「（五輪は）世界的な行事。重なれば、そちら（五輪）を優先するスタンス」と説明した。

　２０年東京五輪は８月９日に閉会式が行われる予定のため、同月１０日以降に夏の甲子園大会の開幕をずらすことも検討している。