西武・中村が不振脱出へ居残り特打 辻監督「もがけばいい」
西武の中村剛也内野手(34)が19日、メットライフドームでの全体練習後、不振脱出に向けて居残り特打に取り組んだ。今季開幕から打率・160、ノーアーチと苦しんでいる。辻監督は「打撃の感じは良かったんじゃないか。いろいろ葛藤はあるだろうが、もがけばいい」と復調を期待した。
特打後も険しい表情でノーコメント。12球団トップのチーム打率・288で18日の日本ハム戦では8点差を大逆転した強力打線の中で、波に乗れないもどかしさを感じさせた。
開幕16試合でのノーアーチは、過去6度の本塁打王を獲得した大砲にとって異例の不振。打順も2007年以来11年ぶりに8番まで下がった。20日のロッテ戦(メットライフドーム)で復調のきっかけをつかむ一発が欲しい。