松坂、涌井、藤平…横浜高校歴代エースが各地で“競演”

力投する松坂(撮影・高部洋祐)
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 19日に開催されたプロ野球では、中日・松坂大輔投手(37)、ロッテ・涌井秀章投手(31)、楽天・藤平尚真投手(19)と高校時代に甲子園を沸かせた名門・横浜高を代表する3投手が先発した。

 甲子園春夏連覇など説明不要の“平成の怪物”松坂は阪神戦(ナゴド)で中日移籍後2度目の先発。西武時代の2006年9月19日ソフトバンク戦以来、4230日ぶりの日本球界での白星を目指した。ピンチを度々招きながらも7回4安打2失点と踏みとどまるが、打線の奮起がなく、阪神に1-2で敗れ、自身も2敗目となった。

 高校時代「松坂二世」と呼ばれた涌井はオリックス戦(ZOZO)に先発し、7回2/3を6安打3失点。打線が散発3安打と沈黙し、チームは0-3で完封負けした。涌井は1勝2敗となった。

 藤平はソフトバンク戦(ヤフオク)に先発。5連勝中の相手に対し、7回2安打無失点で今季3度目の登板で初勝利を挙げた。

 世代を超えた横浜のエース3投手は全員それなりに好投したが、勝ち星は藤平だけという、明暗を分ける結果となった。

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