ヤクルト10年ぶり開幕3連勝ならず 由規乱調…2軍降格
「DeNA3-1ヤクルト」(1日、横浜スタジアム)
ヤクルトの10年ぶりの開幕3連勝はならなかった。7年ぶりの開幕ローテで先発した由規が、4回5安打3失点で降板。試合後、2軍での再調整が決まった。
初回は初球から6球連続ボールなど3与四球。制球が安定することなく三回に先制を許すと、四回は1死満塁から倉本に適時打を浴びた。「気持ちだけが前に出た感じ。何もできないで終わってしまった。申し訳ない気持ちでいっぱい」。連勝の流れに水を差し、肩を落とした。
田畑投手コーチは「もう1回しっかり調整してもらう。春先ぐらいのレベルに上げて欲しい」と注文。代役の先発候補には山中らが挙がる。開幕カードを勝ち越した小川監督は「この3連戦はよかった」と前向きに捉えた。本拠地開幕の広島戦で再び勢いをつける。