DeNA19歳右腕京山がプロ初先発5回1失点の好投 勝ち投手権利持って交代
「DeNA-ヤクルト」(1日、横浜スタジアム)
DeNAの2年目右腕、京山将弥投手がプロ初登板初先発し、5回を5安打1失点と好投した。初回2死後。中越えに強烈な当たりを放ったバレンティンが二塁にスライディングし判定はいったん、セーフ。だがラミレス監督が、リクエストを要求し判定がアウトに覆った。若武者はピンチを脱し、リズムに乗った。最速146キロ直球に得意のカットボールを駆使。緩急も使って相手を料理した。3-0の五回に山田に右前適時打を浴び失点したが、後続を断った。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた19歳。堂々たるマウンドだった。
京山は「ブルペンでは緊張することはなかったですが、いざマウンドに上がり初回は緊張しました。チームが連敗していたので、自分が止めるつもりで試合に臨みました。思っていた以上のボールもありましたが、納得のいかないボールもありましたので、しっかり反省したいと思います」とコメント。そして「序盤に先取点を取ってもらい、野手の皆さんには感謝しています」と初々しく感謝の思いを口にした。