DeNA・石田 悔し開幕5失点 昨年と同じヤクルトに…リベンジならず

 「DeNA3-7ヤクルト」(30日、横浜スタジアム)

 わずかなほころびが投球を狂わせた。5回7安打5失点。2年連続で託された大役は黒星に終わった。「やり返したい気持ちは強かったんですが…」と悔しさをにじませたDeNA・石田健大投手。初回、思わぬ形で危機が訪れた。

 先頭の山田哲を遊ゴロに打ち取るが、遊撃・大和が打球をはじく失策。リズムが崩れたのか、石田は2四死球を与え、2死満塁から坂口に左翼線への先制2点二塁打を許した。

 石田は「チームに流れを持ってこなければいけないところで、甘い球もあって失点につながった」と肩を落とす。三回は川端に右翼への2ランを浴びるなど3失点。昨季の開幕戦で敗れたヤクルトへのリベンジを目指したが、ミスの連鎖が大量失点へとつながった。

 痛恨の失策となった大和も「流れを悪くした。先発に申し訳ない」と唇をかんだ。ラミレス監督は「石田の状態は良かった。彼(大和)も人間。ミスはある」とかばったが、20年ぶりの優勝を目指すスタートは、冷たさを残す春風が染みる試合となった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス