日本航空石川、膳所の大胆シフトに驚き「思った以上に打球が正面に飛んだ」

 「選抜高校野球・2回戦、日本航空石川10-0膳所」(24日、甲子園球場)

 日本航空石川が21世紀枠の膳所を下し、センバツ初出場で初勝利を飾った。

 最後は11安打10得点で相手を圧倒した形となったが、序盤はデータ野球を標ぼうする相手の大胆な守備シフトに苦しめられた。三回まで0-0の展開に、中村隆監督(33)は「ポジショニングの移動が大きくてビックリした。メジャーリーガーくらい動いた。そのシフトが当たっていて、思った以上に打球が正面に飛んだ。ハマっているなあと思いました」と振り返る。

 戸惑うナインに指揮官は「相手の守備位置は気にせず、自分たちの強いスイングをしよう」と指示。すると四回、1死一塁の場面で4番・上田優弥外野手(3年)が左中間深くに守備位置をとった左翼手のグラブをかすめて越える先制の適時二塁打。主砲の一打で勢いづいた打線は、そこから一気に得点を重ねた。

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