巨人沢村 期待値さらに上昇 連投で最速150キロ オープン戦6試合自責0
「オープン戦、巨人-楽天」(24日、東京ドーム)
巨人・沢村拓一投手が、完璧な投球で開幕へ準備を整えた。
八回からマウンドへ上がると、銀次を150キロの速球で見逃し三振。続く内田も直球を軸に追い込み、最後は変化球で空振り三振。岡島は一ゴロに仕留め、危なげなく三者凡退で退けた。
昨季は右肩の不調で登板なしに終わったが、今季は完全復活。23日の楽天戦でも1回を無失点に抑えており、連投でもしっかり結果を残した。
これでオープン戦6試合で、防御率0・00。与えた四死球はわずか1と、制球力も抜群だ。チームのリリーフ陣ではマシソン、カミネロがオープン戦で不安を残しており、上原も万全とはいえない状態。16年のセーブ王にかかる期待は日増しに高まっている。