ロッテ・石川 開幕へ視界良好 安定の6回無失点
「オープン戦、西武0-0ロッテ」(20日、メットライフドーム)
ロッテの先発・石川は6回を被安打4で6奪三振、無失点と好投した。これまで2回の先発では通算して7回を被安打3で2失点と結果を出しており、3・30開幕へ視界良好だ。
一回1死一、二塁で山川を三ゴロ併殺打に仕留めて波に乗った。五回2死二塁で金子侑をシンカーで一ゴロ、六回2死三塁では山川を威力あるストレートで空振り三振に切った。変化球にも精度があった。
西武の先発・十亀も好投した。6回2/3を被安打1で無失点。ストレートが伸びて変化球も切れた。ピンチにも動じなかった。
二回1死一塁で鈴木を一直併殺、三回1死一塁を三振ゲッツー、四回無死一塁も相手の送りバント失敗に乗じて切り抜けた。
西武は七回、ロッテの2番手・松永から1死後に代打・愛斗が左前に運んだ。
栗山の代打・メヒアが告げられると、ロッテは有吉を投入した。メヒアは左飛に倒れたが、水口と金子侑が四球で満塁。鈴木は0-2から外角のストレートを空振り三振してチャンスを逃した。