オリックス・金子7年ぶり2軍戦 万全期して異例の先発指示
オリックス・金子千尋投手(34)が7年ぶりに2軍遠征で登板することが19日、分かった。先発するのは27日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ球場)。福良監督は「下(2軍)で投げさせますよ」と話した。
2013年には紅白戦、オープン戦などの実戦登板なしに開幕投手を務めたこともあるエースにとって、調整とはいえ、2軍戦登板は異例。2年前には右肩痛からの復帰を前に神戸第2のウエスタン戦で登板したが、遠征となると、2011年5月21日の中日戦(ナゴヤ球場)以来となる。
過去6度の開幕投手を務めたエースだが、今季は開幕2カード目となる4月3日のロッテ戦(京セラドーム)で初先発予定。20日の広島とのオープン戦(ほっと神戸)を経てとなると、2週間後が出番と間隔が空きすぎる。
開幕投手を回避してまで週の頭に持ってきた経緯もあり、首脳陣は万全を期すために異例の2軍戦登板を指示したもようだ。