高木菜那が日本ハム開幕戦で始球式 4・1は高梨沙羅、4・7は高木美帆

 日本ハムは「OPENING GAMES 2018」と題し、3月30日からの西武戦を札幌ドームで、4月6日からのロッテ戦を東京ドームで開催。シリーズ期間中は、平昌五輪で活躍した北海道出身アスリートが始球式を務めることが3月15日、発表された。

 3月30日・西武戦はスピードスケートチームパシュート、マススタートの2種目を制し、日本の女子選手で初めて1大会2つの金メダルを獲得した高木菜那(幕別町出身)=日本電産サンキョー。「北海道の球場でずっと投げてみたいと思っていました!お話をいただいたときからスケート部のチームメンバーや監督と練習しています。当日はせめて…!ホームベースまで届くよう頑張りたいと思います。ファイターズはイケメン選手が多いと聞いていますので、ぜひ札幌ドームに来ていただいて、応援してもらえるとうれしいです。スケートのことにも興味をもってもらえるともっとうれしいです」とコメントした。

 4月1日・西武戦は、ノルディックスキージャンプ女子ノーマルヒル個人で銅メダルに輝いた高梨沙羅(上川町出身)=クラレ。「北海道に球団が誕生して15年目の記念すべき開幕シリーズの始球式を務めさせていただき、北海道民として大変光栄に思います。札幌ドームでは2回目の登板になりますが、今シーズンのファイターズの日本一への祈りを込め、チームに勢いをつけられるよう一生懸命投げたいと思います。初お披露目のスカイブルーのユニホームを着るのも楽しみです。皆さん、今シーズンも一緒にファイターズを応援しましょう!」と激励の言葉を送った。

 4月7日・ロッテ戦はスピードスケート4種目に出場し、金銀銅全てのメダルを獲得した高木美帆(幕別町出身)=日体大助手=が務める。「ポッカサッポロ加賀棒ほうじ茶スペシャルデー in 東京ドーム」のセレモニーに華を添える。

 なお、カーリング女子日本代表で男女を通じて初のメダルとなる銅メダルに輝いたLS北見の5選手からは、開幕戦にビデオメッセージが送られてくる予定。栗山監督は「オリンピックに向かう過程での頑張りも見させていただいていましたし、極限で発揮されたパフォーマンスにはアスリートの強い魂を感じました。常々感動は推進力になる、と思っています。日本中を感動させてくれた皆さんの登場をファンの人たちと一緒に楽しみにしていますし、少しでもオリンピックの雰囲気の中、どのような心持ちでプレーしたのかうかがう機会があれば幸いです。道産子アスリートの皆さんがくれた感動を推進力にし、ファイターズも前へ突き進みます」と感謝した。

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