日本ハム清宮、OP戦15打席無安打 栗山監督「困れば知恵が生まれる」

 「オープン戦、日本ハム10-7DeNA」(10日、鎌ケ谷スタジアム)

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(早実)が、「6番・一塁」で3試合ぶりに先発出場。4打数無安打に終わり、これでオープン戦は15打席連続で無安打となった。

 二回2死で迎えた第1打席は、DeNAの先発・石田の変化球に空振り三振。2、3打席目も凡退が続き、この日の最終打席となった八回1死は、三嶋の変化球に再び空振り三振。それでも、清宮は「自分の中では調子の悪い感じは全くないですし、全然打てないような感じもないので。結果は出ていないんですけど、気分が落ちるとかもないですね」と前向きに振り返った。

 栗山監督も「困れば知恵が生まれる。技術的には(課題が)いっぱいあるんだけど、まずは持っているものでやるべき」と悲観せず。さらに「1軍でやれる能力はあるはずなので、課題は数限りないけど。まずは持っているものでやってみて、ダメだとか足りないと思ったところを自分で工夫してやる時に変化すべきであって。人から変えられちゃいけない」と話す。長いトンネルを抜けた先に、成長の光が見える。

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