小川ヤクルト「捕手・中村2番」プラン 青木復帰で新打線構想膨らむ
「ヤクルト春季キャンプ」(13日、浦添)
ヤクルト・小川淳司監督(60)が13日、中村悠平捕手(27)を2番に置く新打線構想を明かした。7年ぶりに青木が復帰。選択肢が増えたことで「プランは頭の中にある。オープン戦でそういうオーダーを組んでやっていくつもり」とテストする意向を示した。
狙いは下位も含めた打線の強化だ。中村はつなぎ役もこなせるというのが指揮官の評価。そうなれば、15年首位打者の川端や2年連続155安打の坂口、昨季4番も務めた雄平らを6、7番に置くことが可能に。「7番まで厚みを出したい」という希望がかなう。
キャンプイン後、中村にも打診。「大丈夫です」という返答に、2番の役割も意識して打撃練習を行うように求めた。最下位からの逆襲へ、理想の最強打線を探していく。