巨人・ゲレーロ「すべてがヒントになった」 同便バレンティンから情報収集
巨人に新加入した前中日のアレックス・ゲレーロ外野手(31)が28日、来日し、都内のホテルで入団会見を行った。来日便がヤクルトのバレンティンと同じだったというゲレーロは、機内で日本の情報を収集したことを明かし「彼の話すことのすべてがヒントになった」と日本2年目の活躍に自信を示した。
日本通算217発を誇る大砲との野球談議。ゲレーロにとっては有意義な機内での時間となった。「ホームランについての話はなかったよ」と笑い、「日本の野球はこうだよ、みたいな話だった。彼は経験があるから」。具体的な言及は避けたが、有益な情報だったことを示唆した。
本拠地が本塁打の出やすい東京ドームに変わる。高橋監督も昨季の35本以上の本塁打数を期待しているが、数字の目標は掲げなかった。2年連続本塁打王という言葉を「魅力的な響き」としつつ「まずは元気な体で毎試合に出場すること。結果は、その後からついてくる」と話すにとどめた。
会見では同席した前ブルワーズのテイラー・ヤングマン投手(28)とガッチリ握手を交わし、健闘を誓った。「去年の経験を生かし、ベストを尽くして優勝に一歩でも近づけるように、力を出し切りたい」。巨人待望の大砲は、手応えを胸にキャンプに向かう。





