巨人VRトレ導入を検討 得点力アップの秘密兵器!どこでも投手と対戦OK

 Gナインがゴーグル戦士になる!?巨人が、NTTデータの提供するバーチャルリアリティー(VR)技術を使ったトレーニングシステム導入を検討していることが10日、分かった。今春キャンプではグラウンドの練習とVRでのトレーニング、現実と仮想空間を駆使してV奪回への下地をつくることになりそうだ。

 トレーニングは主に野手用であり、仮想現実で投手と対戦。投球フォームや球筋を確認し、攻略への近道を模索する。既に楽天が導入しており、機材さえあれば、いつでもどこでもトレーニングできる利点がある。

 得点力アップの秘密兵器だ。昨季のチーム打率・249は阪神と並びリーグ3位。総得点536は同4位で、トップの広島736得点とは200点差だった。

 球団はデータの収集、分析に力を入れている。昨季は打球の角度や飛距離などを測定できる高性能弾道測定器「トラックマン」を設置。村田善バッテリーコーチをスコアラーへ配置転換するなどしてきた。

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