プロ野球中日のエースとして「燃える男」、監督就任後は「闘将」と呼ばれ、2013年に楽天を率いて球団創設9年目で初の日本一に導いた星野仙一(ほしの・せんいち)氏が4日午前5時25分に死去した。70歳。岡山県出身。近親者で密葬を行い、後日、お別れの会を開く予定。
楽天によると16年7月に急性膵炎を発症したことをきっかけに膵臓がんであることが判明。昨年12月末に病状が悪化したという。
星野氏は岡山・倉敷商高から明治大を経て、1969年にドラフト1位で中日に投手として入団。82年まで中日一筋でプレーした。74年に沢村賞。2017年に野球殿堂入りした。