日本人初大リーガー、大谷に太鼓判 マッシー村上氏が二刀流の成功期待
日本人初の大リーガー・村上雅則氏(73)が21日、千葉・鎌ケ谷の日本ハム2軍施設でエンゼルスの大谷翔平投手(23)を激励した。自主トレ視察後に言葉を交わし、「メジャー球にも違和感がないと言っていた。大丈夫でしょう」と活躍に太鼓判を押した。
村上氏は64年、南海から大リーグ・ジャイアンツへ移籍し、2シーズンで5勝。ファンから“マッシー”の愛称で親しまれた。日本球界復帰後は南海、阪神を経て日本ハムでもプレー。偉大な先輩の訪問に、大谷も笑顔で駆け寄って頭を下げた。
この日、大谷はランニングメニューをこなし、キャッチボールでは約90メートルの遠投。室内練習場でマシン打撃を行った後、再びグラブを持ち、投球フォームを確認しながら壁当てを繰り返した。
村上氏は大谷の元気そうな姿に満足げ。投打二刀流での成功を期待し、「次はオールスターで会えたら。チームは補強もしているし、優勝もできると思う」と何度もうなずいた。