来春センバツ21世紀枠候補発表 セイバーメトリクス導入の滋賀・膳所など9校

 日本高野連は15日、来春の第90回センバツ高校野球大会(来年3月23日~4月4日まで13日間)の21世紀枠候補9校を発表した。来年1月26日に開催される同大会の21世紀枠特別選考委員会で、出場する3校が決定する。

 近畿地区からは膳所(滋賀)が選ばれた。県内屈指の進学校らしく、セイバーメトリクス(野球統計学)を採用。打率よりも出塁率を重視した攻撃を展開し、今秋滋賀大会で8強に進出した。準々決勝では、滋賀大会を制し、近畿大会でも4強入りした近江に1-3の惜敗だった点も評価された。

 甲子園には春3回、夏2回出場し、全て初戦敗退。78年夏を最後に遠ざかっているが、40年ぶりの聖地へ大きく前進した。

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