オリックスの金子千尋投手(34)が11日、大阪市内の球団施設で、現時点で球界最高額となる現状維持の年俸5億円で契約を更改した。3年ぶりの2桁勝利で、チームトップの12勝をマークしたが「目指していた数字とは離れている。全くと言っていいほど、達成感はない」と話した。
プロ13年目の今季は2年連続の開幕投手を任され、自身初の開幕5連勝と好スタート。だが5~6月でわずか2勝と苦しんだだけに「1年間、継続して結果を残さないといけない」と責任感を口にした。4年契約の最終年となる来季へ「(16勝を挙げた)2014年を超える成績を残したい」と意気込んだ。(金額は推定)