ヤクルト小川監督、野球少年へ“山田流”を伝授 地元・千葉で講演会

 ヤクルト・小川淳司監督(60)が2日、千葉県野田市の興風会館で行われた「野田市体育協会創立70周年記念講演会」に出席。「育てる~私の歩んだ道を振り返って~」をテーマに約400人の参加者へ自身の野球人生や育成方法を語った。

 千葉・習志野高時代に甲子園で優勝経験を持つ小川監督。「高校時代は野球をいつ辞めようかと思っていた」と苦しかった過去を振り返った。だが長きに渡って野球界に携われていることに対して、「人との出会いが大切。いろんな方と出会って今がある。それで人生が変わった」と60年間で出会った恩師たちに感謝した。

 講演会の途中からは質問を募集すると、多くの参加者が声を上げた。参加した野球少年たちへ「山田もしていることだけど、身近な、達成できるような目標を常日頃から持っておくように。キャッチボールも基本中の基本だからしっかりやること。将来プロ野球を目指して頑張って」とエールを送った。

 中には「お守りにするのでサインを下さい」という質問に「いつでも書きます(笑)」と会場の笑いを誘った。講演会後には長蛇の列ができたが、お約束通り、笑顔でファンサービスを行っていた。

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