ＤｅＮＡ・宮崎敏郎内野手、西武・栗山巧外野手が２９日、都内で行われた「スカパー！ドラマティック・サヨナラ賞　年間大賞」の表彰式に出席した。今季セ・リーグで４２試合、パ・リーグで３３試合あったサヨナラゲームのうち、「最も劇的な一打」を放った選手としてセは宮崎、パは栗山が選出された。

　宮崎は８月２２日の広島戦（横浜スタジアム）の九回、無死走者無しの場面で、左翼席へサヨナラ本塁打。直前の筒香、ロペスに続き、史上初めて３者連続本塁打での劇的勝利を飾った。

　栗山は８月１７日の楽天戦（メットライフドーム）、両軍無得点で迎えた九回２死一、二塁で、左翼席へ代打サヨナラ３ラン。エース菊池の好投にも応える価値ある一撃で、チームの５連勝の立役者となった。

　宮崎は「筒香、ロペスが打って押せ押せの場面。すごく強い思いで打席に立ったことを覚えています」と振り返れば、栗山は「打つと大声援、打たないとため息が聞こえる場面。いい場面で打てて、この賞を頂けて良かったです」と満面の笑みを浮かべた。

　両選手にはそれぞれオリジナルトロフィーと賞金２００万円が贈られた。