巨人・ドラ1鍬原、目指すは沢村賞 先発、救援の両刀も「先発やりたい」

 巨人からドラフト1位指名された鍬原拓也投手(21)=中大=が8日、東京都内の同大で岡崎スカウト部長らから指名あいさつを受けた。エースの菅野に憧れる右腕は「奪三振王は目指したい。沢村賞もいずれは取りたい」と青写真を描いた。

 最速152キロの直球とシンカーを武器に、東都大学リーグ戦で165イニングで157三振を奪った東都のドクターK。先発、救援の両方をこなせるが「先発の方がやりたい。いろんなタイトルも狙える」と目を輝かせる。

 そのタイトル中でも大きな栄誉が、奪三振数を含めた7項目を基準に持つ沢村賞。「基準が厳しいので、それをクリアした菅野さんは目標」。今年初めて勲章を得た背番号19の背中を追い、将来的な大目標達成を見据える。

 岡崎スカウト部長は「自信に満ちあふれた表情で頼もしい。長く巨人の選手として活躍してもらいたい」と思いを口にした。絵も得意で、この日はボールにジャビットを描くユーモアも見せた右腕。夢を現実にするべく、21歳の挑戦が始まる。

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