巨人・小林“快答”2安打 最優先課題の打撃向上へ猛練習の成果いきなり

 「練習試合、巨人5-3ハンファ」(6日、ひむかスタジアム)

 巨人・小林誠司捕手(28)が6日、猛練習の成果をいきなり結果で示した。韓国・ハンファとの練習試合で「2番・DH」で先発出場し、先制適時二塁打を含む3打数2安打1打点。「1週間ぐらいしかやっていないので(効果かは)分からないが、続けてやっていきたい」と言葉に力を込めた。

 見せ場は最初にやってきた。初回無死一塁での第1打席。2球目に一走・重信がスタート。投球は暴投となり、重信は三塁に到達。絶好の先制機となり、続く3球目を捉えた打球は左翼手の頭上を越えた。さらに3-3で迎えた五回の第3打席では左翼線二塁打を放ち、その後、決勝のホームを踏んだ。

 打撃向上が最優先課題の中、今キャンプは打撃重視のメニューが組まれている。初日に1784スイングをこなすなど「量的にこれほどやったことはない」という練習で汗を流す。鋭い打球で“答え”を出した背番号22に、高橋監督は「まだまだ」としつつも「結果は出ないより出た方がいい」とうなずいた。

 小林の一撃は、捕手陣に相乗効果をもたらした。「5番・捕手」の宇佐見が2打点。宇佐見に代わり途中出場した田中貴がソロを含む2打点と、この日の得点はすべて捕手がたたき出した。「それぞれ一生懸命やっている。自分自身もしっかりやっていかないと」と小林。競争激化に表情を引き締めた。

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