ソフトバンクがサヨナラで2年ぶり8度目の日本一 工藤監督「苦しかったです」

サヨナラで日本一を決め、歓喜するソフトバンク・内川聖一らソフトバンクナイン=ヤフオク!ドーム(撮影・飯室逸平)
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 「日本シリーズ・第6戦、ソフトバンク4-3DeNA」(4日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが延長十一回、川島の適時打で劇的なサヨナラ勝ちを収め、2年ぶり8度目の日本一を飾った。

 2-3と1点を追う九回1死。4番の内川がDeNAの守護神・山崎康から左翼席へ起死回生の同点アーチ。さらに延長十一回、1死から内川、中村晃が連続四球。2死後、一、二塁から川島がDeNAの7番手・三上から右前へ適時打を放ち、決着を付けた。

 1点ビハインドの九回からマウンドに上がった守護神・サファテが3回を2安打に抑える好リリーフで勝利を手繰り寄せた。

 地元・福岡で7度宙に舞った工藤監督は「苦しかったです。3連勝した後に負けて…。負けられないという中で選手たちが実力以上の力を出してくれたことが何より幸せです。最高の気分でした」と喜びに浸っていた。

 サヨナラ勝ちでの日本一決定は1950年の毎日、65年の巨人、88年の西武に次いで4度目となった。

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