「セCSファイナルS・第4戦、広島3-4DeNA」(23日、マツダスタジアム)
DeNAのホセ・ロペス内野手が、決勝打を放ち、チームを3連勝に導いた。
五回に3-3と同点とし、なおも1死三塁の場面。三回1死満塁で投ゴロ併殺打に倒れていたセ界の打点王は、勝負強く中前に適時打を放った。「あの場面で、何とかしたいと思ってました。絶対に打つと思っていました」と気迫のセリフを口にし、納得顔で振り返っていた。
チームはCSファイナルS突破に王手をかけた。ヒーローは「この勢いであしたも勝ちたい」と頼もしく言い放ち、広島に集まったDeNAファンを喜ばせた。