9、10月月間MVPにパは菊池と山川の西武勢 セは巨人・菅野と広島・松山

 セ、パ両リーグは17日、9、10月の月間MVPを発表し、セは菅野投手(巨人)と松山外野手(広島)、パは菊池雄星投手(26)と山川穂高内野手(25)の西武勢が選ばれた。菅野は5、7月に続く今季3度目の受賞で、山川は2カ月連続2度目の選出となった。

 西武から菊池と山川の同学年コンビが9、10月度の月間MVPを受賞した。球団では2013年3、4月の牧田、栗山以来となる投打でのアベック受賞だ。

 菊池は「シーズン終盤の大事な時期に数字を残せたことは意味がある」。2段モーションによる反則投球問題を乗り越えての快投に「前のフォームだから抑えられた、と言われたくなかった」と力を込めた。

 山川は打者では1998年のイチロー(オリックス)らに次ぐ史上4人目の2カ月連続受賞。「打たないと次はない、という気持ちは8月と同じ。重圧の中で受賞できて自信になった」。オフを挟み、22日からはみやざきフェニックス・リーグに参加して自慢の長打力に磨きをかける。

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