巨人・高橋監督 岡本を一人前にする

 巨人・高橋由伸監督(42)が15日、期待の若手・岡本和真内野手(21)に打撃面の覚醒へハッパをかけた。首脳陣は秋季キャンプで徹底的にバットを振らせる方針。三塁再挑戦中の大砲候補に「守備も大事だけど、打つことが先決。1軍でしっかり打てるようになることが試合に出る一番の条件」と言い切った。

 長年、正三塁手を務めてきた村田を戦力外としたのは、岡本への期待の裏返しであり、一人前に育てるという球団の覚悟でもある。入団から3年間1軍に定着できず、今季も出場15試合で打率・194。秋季キャンプで打撃強化指定選手となる存在だ。村田ヘッドコーチも「徹底的にやらせる。修(村田)がおらんようになったんやから、これ以上ないチャンス」と力強く話した。

 複数の守備位置に就かせ、出場の可能性も広げる。秋季キャンプでは「できる範囲は全部やらせる。一塁、三塁、左翼。打ったら、どこで使うかこっちで考えるよ」と指揮官。来季4年目となる21歳にとって、勝負の秋となる。

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