広島は14日、ドラフト会議で地元広島の広陵高・中村奨成捕手を1位指名することを公表した。マツダスタジアムでのスカウト会議後、松田元オーナーらが明言した。
同オーナーは「地元のファンには喜んでもらえると思う。全国のファンにも何年後かに、あの時獲得して正解だったと思ってもらえる選手」と絶賛。同じく高校出の捕手として今季入団した成長株の坂倉がいるが「坂倉と中村で、15年ぐらい捕手の心配はしなくていい」と競争を期待した。
苑田スカウト統括部長は「20年30年に一人出るぐらいのすごい肩の強さ。他球団に(指名に)来てくれるなということを願って」と話した。