ロッテ・伊東監督が別れのあいさつ「世界一のファンでした」 最終戦セレモニー

 今季本拠地最終戦を終え、セレモニーで鈴木(左)から花束を受け取るロッテ・伊東監督=ZOZOマリン
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 「ロッテ6-1オリックス」(9日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテがパラデスで逆転3ランなどで勝利し、本拠地最終戦を飾った。

 試合後に最終戦セレモニーが行われた。今季限りで退任する伊東勤監督はあいさつに立ち、「ファンの皆さんを本当に失望させて申し訳ありませんでした。ただそういう状況の中でも選手たちは最後まで諦めることなく一生懸命戦ってくれました」と、不成績をファンにわびると共に今季を総括した。

 伊東監督は今季限りでユニホームを脱ぐが、「来シーズンは新しい体制となって、今年のこの悔しさをバネに、みなさんの期待に応えてくれると私は信じています」と、来季の巻き返しに期待を寄せた。

 最後は「5年間、このチームにお世話になりまして、いい思いを沢山させていただきました。決していい成績は残せませんでしたが、ファンの皆さんに背中を押してもらい、特に今年惨たんたる状況の中でも、ライトスタンドのファンの皆さんが本当に心の折れる中、私の背中を押してくださり、勇気を沢山頂きました。この球団にお世話になる前は敵チームとしてこの千葉にお邪魔して(ロッテファンは)日本一のファンだと思っておりましたけど、一緒に戦って日本一、いや世界一のファンだと思っております。来年以降も選手たちをしっかりとサポートして、後押しをして下さい。まだまだ未熟な選手が沢山おりますが、必ずや栄冠をつかんでくれることと思います。5年間ありがとうございました」と、熱い声援を送り続けてくれたファンに感謝の言葉を送ってきた。

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