「東京六大学野球、東大9-2法大」(7日、神宮球場)
東大が先勝。今秋ドラフト候補左腕・宮台康平投手(4年・湘南)が、8安打2失点完投で今季2勝目を挙げた。
宮台は140キロ前後の直球に、チェンジアップなどの変化球を交えて打たせて取る投球。五、六回に1点ずつを失ったものの、3与四死球と安定した内容で要所を締めた。
5日のプロ志望届提出後、初めての登板で結果を出した宮台。心境の変化については「逆に変えないように。学生野球最後のリーグ戦なので、目の前の試合に集中しようと思った」とし「バッターが差し込まれる真っすぐをしっかり投げられたのはよかった」と手応えを口にした。