西武が楽天に快勝 CS本拠地開催へ前進 雄星はトップに並ぶ16勝目

 「西武10-3楽天」(3日、メットライフドーム)

 4年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)本拠地開催へ向け、2位・西武が3位・楽天に快勝した。4日は西武が試合がなく、ロッテと対戦する楽天が引き分け以下なら西武の今季2位が確定し、CS第1ステージの本拠地開催が決まる。

 西武は先発・菊池が8回6安打3失点でソフトバンク・東浜と並ぶリーグトップの16勝目(6敗)を挙げた。この日は9三振を奪い今季217奪三振とし、前日に抜かれた則本を抜き返して再びリーグトップ。勝利数、防御率と合わせ3タイトルで1位に立った。

 菊池は「最高の試合ができた。必ずCSをここでやりたいので、その思いだけで投げた。去年は四球の数がトップだったので成長したのかな」などとジョーク交じりに語った。

 西武は二回、炭谷が楽天の先発・美馬から左越え4号ソロを放ち1点を先制。1-2の三回は2死から秋山の右中間二塁打と4番・山川の右中間22号2ランで再逆転。六回は山川、浅村、森の3連打と呉の犠飛で2点を追加した。

 西武は菊池が八回表の無死満塁のピンチを防いだ直後、炭谷のこの日2本目となる左越え5号2ラン、源田の左中間適時三塁打、秋山の右越え25号2ランで5点を加えた。

 炭谷は1試合2本塁打がいつ以来かと問われると、「1年目ですね」と高卒新人時の11年前(2006年)を思い越していた。

 楽天は0-1の三回2死三塁から、藤田が投前へ内野適時安打。続くペゲーロの中前タイムリーで逆転。2-5の七回は藤田の内野ゴロで1点。先発・美馬は6回9安打5失点で7敗目(11勝)。

 この日の敗戦で楽天は残り6試合に全勝し、なおかつ西武が5日の最終戦(日本ハム戦)に敗れた場合にCS本拠地開催がかなう。

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