「ヤクルト３－５巨人」（２４日、神宮球場）

　ＣＳ出場へ崖っぷちの４位巨人は、ヤクルトに逆転勝ちし、３位ＤｅＮＡとの差を１・５差のまま食らいついた。

　先発の田口が初回に２点を失ったが、四回２死から陽岱鋼、マギー、坂本が３連続四球で出て満塁のチャンスに。ここで阿部に２点適時打、村田の適時打、亀井に適時打と３連続タイムリーで一挙に４点を奪い、逆転に成功した。

　決勝打を放った村田は「負けられない試合がずっと続いていますし、集中力を持って打席に入ることを常に心がけて、毎日短時間集中してみんなでやろうと話をしているので、一気に逆転できて良かったと思います」とチーム一丸を強調。「チャンスがある以上は上を目指してやっていきたいと思っています」と逆転ＣＳ出場を誓った。

　先発の田口は５回３失点で降板も１３勝目（３敗）。西村－マシソン－カミネロが残り４回を無失点リレーでヤクルトを振り切った。