オリックス・福良監督続投 球団から要請受諾、来季CS厳命された

オリックスの福良淳一監督
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 オリックスは20日、福良淳一監督(57)の来季の続投を発表した。この日、仙台市内のホテルで西名弘明球団社長が要請し、快諾を得た。福良監督は2015年のシーズン途中に監督代行を務め、16年から監督に就任。来季が3年目となる。契約は1年の予定。海外出張中の宮内義彦オーナーの帰国を待って10月上旬に正式発表する。

 福良監督が3年目も指揮を執ることに決まった。この日のトップ会談は1時間30分にも及んだ。続投要請とともに、来季のCS進出を厳命された。そしてチームの現状を分析し、来季に向けての補強ポイント、育成について話し合ったという。

 今季は3位とも5位とも大きく離れた4位。西名球団社長は「去年の最下位からは上がったけれど満足してはいない。ステップアップして来年はCSを狙ってくれと伝えた。もちろんバックアップもやります」と補強も約束した。

 続投要請を受けて指揮官は「このまま終わるわけにはいかないというのはあった。投手陣では若い選手が出てきた。野手でも何人か出てきてほしい。投打の柱が必要」と語った。

 山岡、黒木、近藤ら投手陣に若手の台頭が見られた一方で、野手は吉田正が故障で出遅れたのをはじめ、オーダーを固定できなかった。また守備固めが必要など攻守のバランスの悪さも課題だ。

 さらに、あえて“投打の柱”という言葉を使った。指揮官が求める“柱”はエース金子ですらなっていないという評価だ。

 「他球団は則本、雄星、千賀とか力勝負できる投手がいる。そういうのを作らないと」

 すでに外国人のリリーフ投手など調査も進んでいる。CS進出へチーム改革に乗り出す。

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