楽天零敗…大谷に沈黙で西武と1・5差 梨田監督「捉えてはいるが…」

 楽天の梨田監督
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 「日本ハム7-0楽天」(12日、札幌ドーム)

 大谷を打ち崩せず、楽天が痛い敗戦を喫した。13日からの直接対決2連戦を前に、2位西武と0・5ゲーム差に縮めて臨みたいところだったが、打線は沈黙するばかりだった。

 梨田昌孝監督(64)は「芯に近いところで捉えてはいるが、正面を突いたりね…」とため息交じりに振り返った。大谷からマークしたのは、たった1安打。大谷の球数制限に策を見いだそうと、序盤に3四球を選び好機を生み出したが生かせなかった。池山チーフコーチは「四球を3つ取って二、三回にチャンスを作ったけど、1本が出なかった」と唇をかんだ。

 二回1死一、二塁で投ゴロに倒れた茂木も悔しさをにじませた。「速い球を意識してはいたんですけど、ストレートを捉えきれなくて逆に他の球にも頭がいってしまった」。最速163キロの直球を目の当たりにした直後、フォークを引っ掛けた。

 大事な決戦を前に、引きずってはいられない。池山コーチは「気持ちを切り替えて、何とか大事な2位争いに集中する」と声を張った。

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