ロッテが今季のオリックス戦勝ち越し決める 福浦が4打点と存在感 荻野が八回決勝打

 「ロッテ7-5オリックス」(12日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテがシーソーゲームを制して連敗を4で止めるとともに、今季のオリックスとの対戦成績を13勝10敗としてカード勝ち越しを決めた。

 5-5の同点で迎えた八回、オリックスの4番手近藤から代打・肘井の投手強襲安打。続く加藤が投前への犠打バントで送り、1死二塁。ここで荻野が中前へのタイムリーを放ち、勝ち越しに成功した。

 打線は初回にペーニャの適時打などで2点を先制も、四回に先発唐川が吉田正に11号2ランを被弾して同点に。

 五回にはロメロの適時打で勝ち越しを許したが、打線はその裏、福浦の2点適時打で逆転した。

 ところが七回にロメロの犠飛で追いつかれると、その裏にはオリックス3番手のヘルメンから福浦が適時二塁打を放ち再び勝ち越した。

 しかし、八回、オリックスが代打・安達の3号ソロで試合をまたも振り出しに戻す。

 ロッテはその裏、荻野の適時打と、相手の失策もあって2点を勝ち越した。ベテラン福浦は2安打4打点と気を吐き、荻野も3安打猛打賞をマークした。

 九回は内が締めて12セーブ。2番手で登板し、1回1失点の大谷に3勝目(2敗)が付いた。

 猛打賞で決勝打の荻野はお立ち台で「みんながつないでくれたので、何とか塁に出ようと思った。福浦さんの(2000安打までの)メーターも上がってうれしい。(荻野は9月40打数17安打で打率4割超え)今まで足を引っ張っていたので、(時期は)遅いがなんとか貢献できた」などと喜びを表した。

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