日本ハムの栗山英樹監督は大谷翔平投手を12日の楽天戦に登板させると10日、明らかにした。8月31日以来、今季3度目のマウンドで、先発して80球程度をめどに投げるとみられる。栗山監督は「上限は設定しているけど、体の状態や投げっぷりが大事」と説明した。
大谷は10日、西武との試合前にメットライフドームのブルペンで約30球を投げた。右足首の故障で今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場を断念し、4月には左太もも裏を肉離れするなど投手としての調整は大きく出遅れた。今季はここまで2試合に登板して0勝2敗、計4回2/3を投げて8失点。