日本ハム・大谷2安打2打点 8月打撃絶好調!9度目マルチ
「楽天3-5日本ハム」(25日、Koboパーク宮城)
打撃好調の日本ハム・大谷が2安打2打点の活躍で、勝利への流れを呼びこんだ。延長十回、4時間36分の熱戦を制し「勝てたのはよかった。すごい大きいと思います」と充実の表情で振り返った。
どのコースにも対応でき、死角が見当たらないのが今の打撃の状態だ。五回2死一、二塁。岸の地面スレスレのスライダーを右手一本ですくい上げた。右翼線に弾む2点二塁打。二刀流は塁上で喜びをかみしめ、ベンチに向かって右手を突き上げた。
2四球も選んだ。延長十回には2死から四球で歩いた。レアードの適時二塁打で決勝のホームを踏み「出塁できているのはいい」と胸を張った。
8月は打撃絶好調で打率・413、2本塁打。今月9度目の複数安打と打撃部門での初の月間MVP受賞も射程内に捉えている。
8月は全試合に出場し、26日の試合は休ませることも検討していた栗山監督も「引っ込めようと思ったけど、大丈夫そう」とニンマリ。シーズン終盤に入り、二刀流が大きな存在感を見せている。