ヤクルト・真中監督が辞任表明「これ以上ファンに迷惑かけられない」

 「ヤクルト5-4阪神」(22日、神宮球場)

 ヤクルト・真中満監督(46)が22日、成績不振を理由に今季限りでの辞任を正式表明した。阪神戦が行われた神宮球場で「7月の頭くらいから考え始めた。ファンの方にこれ以上、迷惑をかけられない」と語った。

 真中監督は就任1年目の15年に14年ぶりのリーグ優勝。だが、16年は5位に終わり、3年契約最終年の今季も最下位に沈んでいる。主力にけが人が続出したことも響いたが「今年ダメなら仕方がないと思っていた。監督として、チームを預かっている。けが人がどうこう、若手が育っていないというのは言い訳になる」と潔かった。

 前日21日に衣笠球団社長と会談し、了承された。球団側からは契約延長も打診されたが「正直、来年もう一年やっても厳しい。勝つ自信がない。それで引き受けるのは失礼」と固辞。今季終了まで指揮を執り、その後は球団に残らず退団する。

 後任は、高津臣吾2軍監督(48)を中心に絞り込みを進めていくことになりそうだ。

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