頼れる“71歳”コンビ・小谷野&中島でオリックス連敗脱出
「オリックス7-3ロッテ」(19日、京セラドーム大阪)
頼りになるベテランだ。35歳のオリックス・中島と36歳の小谷野がタイムリー欠乏症にあえぐチームをバットで救った。
2点を追う五回。T-岡田の24号が反撃の合図だった。1死満塁とすると、中島が涌井の外寄りカットボールを中前にはじき返す逆転の2点適時打にしてみせた。これがチームにとって6試合、51イニングぶりとなる適時打となった。
「みんな勝ちたいと思ってやってるけど、チャンスで1本が出なかった。満塁でまわってきたし打ったろうって思ってました」
直後の六回に同点に追いつかれるが、次は小谷野だ。2死満塁から益田の変化球を左前2点適時打。勝ち越しの一打を放った。
2人合わせて71歳コンビの活躍で連敗をストップ。福良監督も「ナカジと(小谷野)栄一がいい仕事してくれた。頼りになりますね」と絶賛した。
お立ち台に上がった小谷野は「ベテランと思っていません。呼ばないでください」とニヤリ。ベテランらしくファンもしっかり魅了していた。