明豊、延長十二回2死からサヨナラ!3点差逆転 09年以来の8強で春夏通算10勝

12回、押し出し四球でサヨナラ勝ちしベンチから飛び出す明豊ナイン
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 「全国高校野球選手権・3回戦、明豊9-8神村学園」(18日、甲子園球場)

 延長十二回に及ぶ激闘の末、明豊(大分)が神村学園(鹿児島)を下し、サヨナラ勝ちで8強入りを決めた。延長十二回2死走者なしから3点差を追いつき、さらに満塁から押し出し四球で白星をつかんだ。09年以来の8強で春夏通算10勝。

 5-5で迎えた延長十二回、神村学園の2死満塁からセーフティスクイズに悪送球が重なり3点をリードされた。しかし、明豊はその裏、2死を取られてから2連打と四球で満塁とし、相手投手の暴投と9番・管大和外野手(2年)の左前打で同点とした。

 なおも攻撃の手を緩めず、三村が投手強襲の安打。琉が四球を選び、2死満塁に。ここでこの試合本塁打を放っている浜田太貴外野手(2年)が神村学園の金城から四球を選び、押し出しで激闘に終止符が打たれた。

 延長十二回に同点適時打を放った管は「最高です。緊迫して、こういう緊張感の中、最後決められたの自分の中で大きいと思います。人生に何度かしかないいい場面だと思うので、そこはうれしく思っています」と興奮冷めやらない様子で語った。

 先制したのは明豊だった。三回、1死二、三塁で浜田が右越えに2点二塁打を放った。さらに浜田は五回、先頭で打席に入ると、2試合連続となるソロ本塁打を左翼へ。七回には4番・杉園大樹外野手(3年)の右前適時打などで2点を加えた。

 神村学園(鹿児島)は六回、1死二塁で4番・前畑太壱内野手(3年)が左前適時打を放ち1点を返すと、八回には田中怜央那捕手(3年)の適時打で2点目を奪った。

 さらに九回、2死二塁から3連打で同点に追いつき、延長戦に突入していた。

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