「オリックス５－２楽天」（２９日、京セラドーム大阪）

　オリックスが六回、安達了一内野手の２点適時打などで勝ち越し、首位楽天から連勝した。

　１点をリードしていた四回、楽天に無死一塁から銀次の二塁打で同点に追いつかれると、２死後、福田の適時打で勝ち越された。

　しかし、オリックスは五回、安達死球に美馬暴投の１死二塁から伊藤の二塁打で同点に追いついた。さらに、六回はマレーロ、Ｔ－岡田の連打などで満塁とすると安達の右線２点二塁打で勝ち越し、続く伊藤の犠飛で突き放した。

　先発の山岡は７回２失点と好投し、６月３０日以来の白星で今季４勝目。「やっとホームで初勝利を挙げることができてうれしいです」と声を弾ませた。決勝打の安達は「自分もつないでいけたらいいかなと思って立ちました」とひょうひょうと振り返っていた。