「楽天３－２オリックス」（２３日、Ｋｏｂｏパーク宮城）

　楽天がアマダー内野手のサヨナラ本塁打で３連勝を果たした。前日の３打席連続本塁打に続きヒーローとなったアマダーは「このままチャンピオンへ向けて突っ走っていきたい」と意気込んだ。オリックスは今季４度目となる６連敗を喫した。

　先手を取ったのはオリックスだった。四回、ロメロの内野安打、中島の四球で一、二塁とされると、Ｔ－岡田の投ゴロを先発・釜田が二塁へ悪送球し、先制を許した。続く安達が中前打で追加点を奪われた。

　しかし、楽天は八回２死一塁から島内の右越え９号２ランで同点に追いつくと、九回、先頭のアマダーが１３号ソロを放ち、試合を決めた。

　連日のお立ち台にアマダーは「今日もこうやってチームの大きな勝ちに貢献できてうれしいです。ファンの皆さまの毎日、温かい声援があるからだと思います。ありがとうございます」と感謝していた。

　また、勝ち星は３番手の久保につき、入団後初勝利となった。オリックスは先発の西が１人で投げきったが、力尽き５敗目（４勝）。