早実・清宮、走塁ではボーンヘッドも「スミマセン、走りすぎた」と反省

5回早実無死一塁、右翼線に二塁打を放つ早実・清宮幸太郎=神宮球場(撮影・中田匡峻)
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 「高校野球西東京大会・5回戦、早実5-0法政」(21日、神宮球場)

 春夏連続の甲子園出場を目指す第1シード校の早実が法政を破り8強入り。25日の準々決勝(神宮球場)に進出した。主将の清宮幸太郎内野手(3年)は「3番・一塁」で先発。三回の第2打席で最多記録にあと1本で並ぶ、高校通算106号の先制中越えソロ本塁打を放った。公式戦では8試合連続の一発。一方で、走塁面でアウトカウントを間違えて併殺とされるボーンヘッドのシーンも見せた。

 五回の第3打席で1-0での無死一塁から一塁線を破る二塁打を放ち、走者となった清宮は1点が入った後の1死二塁から5番・雪山幹太投手(2年)の浅い中飛が上がった直後に塁を離れ一気に三塁ベースまで到達。三塁コーチの指示を受けて二塁へダッシュで帰塁を試みたが、間に合わず併殺アウトとなった。

 清宮はこの時のプレーについて、試合後に「スミマセン」と素直に一言。試合中は主将として、「(アウトカウントなどを)間違えないようにと、みんなに言いました」と自身を反面教材にしたことを明かした。

 この日の清宮は九回の第5打席で放った右線2点三塁打を含め3打数3安打3打点2四球。シングルヒットが出ていればサイクル安打だったが、走塁面での飛び出しも絡めて、「きょうは走りすぎた。ミスが続くとよくないので反省したい」と、気を引き締め直していた。

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