DeNA・ラミレス監督、勝利たぐり寄せる執念の采配「特別な試合だと思ってた」
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「DeNA2-1ヤクルト」(17日、横浜スタジアム)
DeNAのアレックス・ラミレス監督が、執念の采配で勝利をたぐり寄せた。
指揮官の“必勝”への強い思いが表れた継投は七回だった。この回の途中まで無失点と好投していた今永を降板させた。そして加賀、田中健、パットンの3人のリリーフを起用して無失点で切り抜けた。「勝つために必要だと思って1イニングに3人つぎ込んだ。この試合は、特別な試合だと思っていた。それがうまくいって非常に良かった」と目を細めた。
主砲の筒香が13号ソロアーチなど2安打2打点と打棒爆発。後半戦の“開幕投手”に指名した今永が好投。投打の主力が奮闘した“特別な試合”で「絶対に勝たないといけない気持ちが強かった」と言葉に力を込めた。
チームは後半戦の“開幕戦”で4年ぶりの白星発進。「野球は勢いが重要だと思う。われわれには勢いがある。自分たちの勢いのまましっかり勝っていくことが重要」。ラミレス監督が振るった必勝タクト。DeNAに勢いが付き、上昇気流に乗りそうだ。