報徳・永田前監督“1期生”の岩上昌由氏 神戸学院大付の新監督に就任へ

 「高校野球兵庫大会・2回戦、報徳学園11-1神戸学院大付」(15日、ベイコム野球場)

 2016年1月1日付けで軟式野球部から硬式野球部に移行し、今夏の兵庫大会1回戦で公式戦初勝利を挙げた神戸学院大付が、六回コールドで報徳学園に敗れた。新チームからは報徳学園出身で、香川西を春夏通算5度の甲子園出場へ導いた岩上昌由(まさよし)顧問(41)が監督に就任する。

 岩上氏は報徳学園在籍時は、同校前監督・永田裕治氏(53)の“1期生”で主将を務めた。神院大を卒業後に香川西へ赴任。2001年から監督を務め、14年から岡山理大付でコーチを務めていた。 今年4月から神戸学院大付の教諭となり、軟式野球部時代から指揮する龍王賢一監督を支えてきた。この日はユニホーム姿で母校・報徳学園との試合を観戦。「全国大会の優勝を目指すチームを相手に、よく頑張ったと思います」と硬式へ移行しても野球を続けた3年生をねぎらった。

 新体制でのスタートへ向けては、「僕にとっては永田先生の野球が全てのところがある。今までは寮で野球漬けのチームを指導してきたけど、これからは違う。アマチュア野球はどうあるべきか追求していきたい。部員全員でやっていきたいですね」と活躍を誓った。

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