オリックス中島復帰で超攻撃オーダーも 1番・T岡田いてまえ打線復活
オリックスの中島宏之内野手(34)が後半戦開幕となる17日・ロッテ戦(ZOZOマリン)から復帰する見通しであることが、13日分かった。福良監督が「後半はいけるんじゃないか。起用法?いろいろ考えます」と明かした。
9日の京セラドームでの試合前、外野席で看板設置の作業をしていた作業員が誤って落とした鉄パイプがワンバウンドして中島の背中に当たり、右腰から首にかけて打撲。その後は欠場が続いていた。中島も後半戦からの出場について「問題ないと思う。出られない間はどうやったら打てるかイメージしながら試合を見ていた」と意気込んだ。
中島の復帰により超攻撃型オーダーを組むことが可能になる。指揮官は「全員出すのは難しいけど、考えます」と不敵な笑みを見せる。首脳陣がひそかに温めているプランは1番・T-岡田だ。チームトップの出塁率・402を1番に置くことで初回から相手にプレッシャーを掛けられる。中島が加わることで下位まで一発のある打者が並ぶことになる。
すでに吉田正には復帰前に2軍でセンターを守らせるなど準備にも余念はない。
楽天、ソフトバンク、西武の上位3チームは強打を誇る。対抗する意味でも猛牛いてまえ打線復活で再浮上を目指す。